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・Los Angeles編
さて、遂にこのレコーディングレポートも今回で最終回となりました。そして、遂に皆さんから問い合わせの非常に多かったLAでのレコーデング&プライベートレポートを公開致します。
まずは初めにどうして今回デヴィッド・T・ウォーカーとのコラボレーションが実現出来たからに触れましょう!!
僕がデヴィッドのギターを初めて意識して聞くようになったのはマリーナ・ショウの『Feel like making love』ニック・デカロの『Under the Jamaican moon』での彼のプレイを聞いた時でした。それらを聞いて一発で彼の虜になった僕はいつか彼のギターとコラボレーションしたいなぁ〜と思ったのでした。
そしてある時今回の僕のアルバム『AOR』をプロデュースしてくれた藤岡博之さんと話している時に『敦志、お前の好きなギターリストは誰?』って聞かれた時に僕が数人名前を出したんですがその中にデヴィッド・T・ウォーカーも含まれていました。デヴィッドの名を聞いた瞬間に藤岡さんの目が一瞬変わり『じゃあ、俺がデヴィッドにコンタクト取ってあげるよ!!』という話になったんです。
半信半疑で数週間待っていた僕がコンビにで立ち読みしていた雑誌に吉田美和さんの単独公演という文章が目に飛び込んできました。これはと思って二人で『Zepp Osaka』に行って、バックステージで僕自らがデヴィッドに直談判しました。大学で英語を専攻していたので少しは英語も話せるのでありったけの僕の気持ちを彼にぶつけました。彼は笑顔で『OK,Sure!!』と・・・。嬉しさのあまりガッツポーズを彼の前でしてしまう程の喜びでした。デヴィッドにはLAにこちらから行くのでLAのスタジオでレコーディングしましょうと伝えてその場を後にしました。
そして、遂にLAに旅立つ日がやって来ました。1/13〜15迄という強行スケジュールではあったのですが、僕はそれより本当に憧れのデヴィッドが僕の作品に参加してくれるという興奮でパニクっていて勿論飛行機の中では眠れる訳もなくただひたすらロサンゼルス国際空港に到着するのを待っていました。
初日は観光などをしていました。今回のCDのジャケットは僕がずっと行きたかった『サンタモニカビーチ』で現地のカメラマンである“テディー・キャメロン”に撮影して貰いました。シルエットにしたのは大好きなボビー・コールドウェルを見習ってでした。
そして遂に1/14がやって来た。興奮の余りあまり眠りにつく事が出来ず、ただデヴィッドとの再会を期待して『バリー・ポール・レコーディングスタジオ』に向かった。現地ではコーディネイターの“AG”さんにずっとお世話になっていてスタジオにも“AG”さんに連れて行って貰ったのでした。スタジオに到着して15分程くつろいでいると遂に
デヴィッド・T・ウォーカーが登場ッ!!!!!デヴィッドと握手を済ませ早速自らの拙い英語で曲の説明とどのようなギター
を弾いて欲しいかをオーダーしました(何と横柄な奴・・・笑)。レコーディングは1時間半程で終わりました。世界のスーパーギターリストと共演出来た、しかもそれが僕のずっとアイドルで夢見ていた人であるという現実をなかなか捉えるには時間がかかったけどつくづく僕は幸せ者だと感じた。レコーディング後はデヴィッドとも食事に行き、別れ際にはハグをしてまたの再会を誓いました。
皆さんに伝えておきたいのは月並みな言葉かもしれないけど『夢は思い続けていれば叶う!!』という事です。数年前の僕には
考えられなかった事が現実になった時、強い信念を持っていると神様はきちんとご褒美をくださるという事を感じました。その為に犠牲にしてきたものは後から振り返ってみれば沢山あったようにも思います。でも僕は現実をきちんと見詰めて明るい未来を
信じていれば笑えるそんな一時が訪れると思います。
1つ皆さんに言っておきたいのは今回のレコーディングのどの曲に誰が参加して貰いたいというのは全て自分で考えました。決してプロデューサーから言われて決めた訳でもありませんでした
勿論アドバイスはありましたが、やはり誰が作った訳でもなく全ての曲の作者は僕なので自分で楽曲のイメージに歩み寄りました。デヴィッドに至っては今回彼に参加して貰った曲『LUZ』のギターはデヴィッドでしか有り得ないという強い思いを持っていました。これは誰が何と言おうと貫き通した結果が実った訳です。現に今回LAへの渡航費やデヴィッドへのギャランティーに至るまで全て僕がこつこつ貯めていた貯金から払いましたから・・・!!
LAではデヴィッドともう一人、伝説的なアーティストに会いました。モータウンを代表するスーパードラマーであり、プロデューサーでもあるジェームス・ギャドソンです。彼はそれこそダイアナ・ロスからボズ・スキャッグズ、ドナルド・フェイゲンに至るまでの幾千ものアーティストを支え、現在はBECKなどのTOPアーティストのレコーディングやツアーにも帯同されているアメリカ音楽界の重鎮です。彼と出会ったのもこれからの僕の音楽観にかなりの刺激になりました。ジェームスには彼の友人のホーム・パーティーに招待して貰って『これぞアメリカ!!』と
言わんばかりのビバリー・ヒルズの大豪邸でした。
とまぁ、LAでは本当に沢山の経験をさせて貰いました。これからの僕の音楽を含めた人生の中での大きなエポックになりました。デヴィッドとのお話は僕も非常によくお世話になっているデヴィッド・T・ウォーカーのファンサイト(デヴィッドも公認!!)を運営されているウエヤマさんのこちらのサイト
http://homepage2.nifty.com/ueb/davidt/sft07_01.html
で僕のインタビュー記事を掲載して頂いていますのでそちらを
ご覧ください!!
最後に今回の作品『AOR』を作るにあたって本当に沢山の方にご協力頂きました。それと共に多大なるご迷惑もおかけしました。
『AOR』製作に携わってくださった全ての皆さん、そして何よりいつも応援してくださっている全ての方に心から感謝申し上げます。
次回作も是非お楽しみください☆更に成長した二村敦志で皆さんに素敵な音楽の数々をお届けします。
心から愛を込めて・・・☆ 二村敦志
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